韓国SBS放送の『統一教会信者拉致監禁事件-きよみ13年ぶりの帰郷』(1)
韓国SBS放送の『統一教会信者拉致監禁事件-きよみ13年ぶりの帰郷』(2)〜(5)はこちらでどうぞ

2011年03月24日

虐待する親はこの世にはいないとうそぶく面面

月刊TIMES平成22年4月号座談会記事に見る宮村氏の欺瞞(3)─簡単に見破られるレトリック統一教会,統一協会,救出,相談,相談会,説明,説明会,脱会,説得,宮村峻,宮村
東北・関東大震災の発生と、勤め先の会社の引っ越し、社長の父親の葬儀等が重なったことから、具体的に執筆の段取りがつかなかったこと、また精神的にもブログに注ぐ余力がなかったことで、少し投稿日時が空いてしまった。今後は以前のペースに戻していきたい。座談会記事に関するチェックに戻るが、その前に、宮村峻・潟^ップ社長による拉致監禁被害者の後藤徹氏が、宮村氏と松永堡智・新津福音キリスト教会牧師、後藤氏の兄妹に対し、12年5カ月に及ぶ拉致監禁の損害賠償を求めて提訴し、3月22日の第一回口頭弁論をもって熱い戦いの火ぶたが切られたことをお知らせしておく。その法廷内外でのやりとりを、「拉致監禁by宮村の裁判記録」ブログで紹介しておいたので、読んでみてほしい。

さて、さて、前回は後藤氏が監禁を解かれてマンションを追い出された部分の、座談会記事の矛盾を突いたが、そのあと浅見定雄東北学院大学名誉教授が、女性2人が12年5カ月も監禁できるわけがないと述べ、宮村氏が「彼は身長が180センチ以上もあるのに、お母さんと妹さんは155センチくらいしかない。しかもマンションの部屋には、この間に電気屋が入ったり、足場をかけてマンション全体の外装工事もしているんです」と、拉致監禁の実態を全く知らない人なら信じるかもしれない発言をしている。この浅見氏及び宮村氏の発言のレトリックは、拉致監禁問題を少しでもかじると、見破られてしまうお粗末なものである。

拉致監禁問題に詳しいジャーナリスト米本和広氏の「火の粉を払え」ブログの記事「後藤徹の陳述書D 」には以下のようなくだりがある。 
父の亡骸が安置されている西東京市の自宅に着くと、そこには、母、及び兄が既に来ており、私はそこで父の亡骸と対面しました。

この後ワゴン車に監禁され、ワゴン車の中で初めて兄から、「もう新潟には戻らない」ということを聞かされました。
私はワゴン車により、都内1カ所目のマンションに連行され、同マンションの3階か4階の一室に監禁されました。

同室の玄関ドアは内側から特殊な鍵がかけられていました。また、窓からは脱出できるような高さではありませんでした。

また、新潟のマンションに置いたままにしていた財布、免許証、現金などの所持品は、ついに私の手元には返却されませんでした。ある日、私が同室にて玄関の近くに行っただけで兄は、「向こうに行ってろ!不愉快だ」と怒鳴りつけ、玄関に近づくことを許しませんでした。

これは1995年9月11日に後藤氏が2回目の拉致監禁で拘束されてから1年9か月後の1997年6月22日ごろ、東京・杉並区荻窪のマンションに移送されたころのマンション室内の様子である。

また全国拉致監禁・強制改宗被害者の会のホームページでも以下の記述がある。
3.東京のマンション(2カ所目)での監禁
1997年12月末頃、母、兄夫婦、妹及び見知らぬ男性らによって再度ワゴン車に乗せられて、荻窪フラワーホームというマンションの804号室に連行されました。玄関のドアは内側から鎖と南京錠で開かないようにされてあり、全ての窓は専用の鍵によって施錠されていました。ここでは、母、兄、妹、兄嫁が私を監視しました。

以上のように、玄関が厳重に施錠された状態であれば、たとえ女性が二人の状態であったとしても、拉致監禁は十分可能なのである。ちなみに、座談会記事の中では、玄関の施錠の状態は、どこを探しても出てこない。座談会のメンバーがこの施錠状態を知らないはずはない。特に拉致監禁という暴力を伴う脱会説得を行っている宮村氏は、このことを知らないということはできない。意図的に隠しているとしか言いようがない。

また、次の浅見氏の発言に、「見せしめに飯を食わせないっていうのは、40年間この問題で活動していますが、一例も見たことも聞いたこともありません」と家族による制裁を否定しており、続く宮村氏の発言でも「親が飯を食わせないで『やめろ』なんて方法をとるわけがないですよ」と述べているが、事実は全国拉致監禁・強制改宗被害者の会のホームページ

7.ハンガーストライキの決行(第3回目30日間)
2006年4月、ノートを持ってくるよう要求したところ、家族が拒否したため、今度は30日間のハンガーストライキを行いました。ところが、ストライキ終了後、食事を出してもらえず、私が頼み込んだ末、家族は翌日から重湯少々とポカリスエットを薄めたものを出すようになりました。このような流動食のみの食事が70日間続いたため、私の体は痩せこけ、餓死寸前の人のようになりました。私は家族等の目を盗んでは、炊飯前の水に浸してある生米を少しづつ抜き取って食べ、餓死を免れました。
 同年7月上旬頃、食事を戻すよう頼みましたが、最初の4カ月間はおかゆが続き、普通の食事になったのは4カ月目以降でした。

と書いてあるとおりである。

また米本氏のブログの後藤徹の陳述書Jでも

(7) ハンガーストライキの決行(第3回目30日間)

 2006年4月、私が家族にノートを持ってくるよう要求したところ、兄嫁及び妹がこれを拒否し、またしても激しい言い争いになりました。そこで私は、今度は以前にもまして長期のハンガーストライキを決行しない限り監禁から解放されることはないと思い、3回目のハンガーストライキを30日間決行しました。(注)42歳

すると家族等も私の反抗的な態度に激怒し、私がハンガーストライキの終了を宣言しても丸一日、重湯等の食事を出しませんでした。


飢餓による恐怖心と屈従


 私は飢餓状態で体がフラフラであったため、「殺す気か!」と言って抗議しましたが、家族は
「お前は何を言っているんだ。そっちで勝手に断食しておいて勝手に食事を出せとは何事だ!」
「馬鹿じゃないのか!」
「死ぬまでヤレ!」
 と言って頑として食事を出しませんでした。

 このため私は、「このままでは本当に殺される」と思い、大変な恐怖心に襲われました。
 そこでしかたなく、平身低頭して食事を出すよう頼まざるを得ませんでした。

 私が頼み込んだ末、家族はようやく翌日から重湯少々とポカリスエットを薄めたものを出すようになりました。但し、ポカリスエットは1日に500CCを2回のみでした。

しかも妹は、機嫌が悪いときは、ポカリスエットを支給する時間を数十分遅らせました。わずか数十分の遅れですが、この仕打ちは飢餓状態だった私の身体にはとてもきつく、私は家族のいいなりになりました。

となっている。浅見氏や宮村氏の言う家族の姿が、当たり前の家族の姿であるという捉え方には異存はない。が、そうだとすれば、この時の後藤氏の家族の仕打ちは、どう解釈すればいいのだろう。地獄絵がそこに展開しているとしか見えない。そのことを宮村氏は知りうる立場にある。宮村氏の座談会の発言には、怒りを超えて、人間としての空恐ろしさすら感じさせるものがある。

また、浅見氏がその直後の発言で、「12年もかけてこんなに痩せてしまうまで『まだわからないか』なんて虐待する親は、どこにも存在しない話だ」などと語っているが、まるで夢見る夢子さん、世間知らずの御坊ちゃま、王宮を出る前のゴーダマシッダルタ(お釈迦様の本名。王宮を出て、世間に生老病死があることを知ったという。)……、。何とも、いい歳をした大人が、こんなことをいうなんてという思いが湧いてくる。新聞を見れば、テレビのスイッチを入れれば、この手のニュースはごろごろしているのだ。親が子供を虐待して殺した、子供が親の介護に耐えかねて殺した、そんなことがごろごろ転がっている世の中であることは、小学生でさえも知っている。東北学院大学の名誉教授の肩書を持つ人が、そんな親は一人もいないなどと……。きっと調書を取っている刑事は、心の中でクスリと笑ったことであろう。

そのあとを受けた山口広弁護士は、米本氏が撮影した写真について、「追い出された後にハンガーストライキでもやれば、あるいは断食でもやれば、この写真みたいになっちゃうわけで」と語ったことになっているが、これまたゲゲゲーッである。何のためのハンガーストライキか、あるいは断食かということを考えれば、追い出された後にハンガーストライキもしくは断食をやるというのは、論理矛盾も甚だしい。拉致監禁から解放されるためのハンガーストライキであり、断食なのだ。解放された後に、抗議行動を起こすって、本当にそんなことを思っているのか。弁護士さん、頭の中は大丈夫なのか。このあたりの記事は、まったく不可思議な発言の連続である。

しかも、有田芳生氏は、この写真が、解放されて三日目に撮影されたものであることを知っている。三日目の写真を見ながら、皆で
「追い出された後にハンガーストライキでもやれば、あるいは断食をやれば、この写真みたいになっちゃうわけで」(山口弁護士)
<三日断食程度では、ほんの少しやせる程度で、こんなに痩せこけませんよ!>
「お母さんと妹さんが出て行けと言った時、果たしてこの写真のように痩せていたのだろうか」(浅見氏)
<三日間ではこんなに痩せこけません。だからその前から相当に栄養不足だったとしか言いようがありません!!>
「こんな状態なら、親は出て行けとは言わないでしょう](同氏)
<子供を殺す親は、そんなに珍しいニュースではありません。新聞には時々出ていることで、テレビでも時々ニュースが流れています!!!>

まったく、いっぱしの知識人と言われる人たちが、なんて会話を交わしているのだろう。後藤氏が起こした訴訟でも、宮村氏サイドからはこんな証言がごろごろ出てくるのだろうか。
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/192222630

この記事へのトラックバック
にほんブログ村 家族ブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 家族ブログ 親子引き離しへ
にほんブログ村
にほんブログ村 その他生活ブログ 事故・争いへ
にほんブログ村
にほんブログ村 哲学・思想ブログ 新興宗教へ
にほんブログ村
にほんブログ村 哲学・思想ブログへ
にほんブログ村
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。