韓国SBS放送の『統一教会信者拉致監禁事件-きよみ13年ぶりの帰郷』(1)
韓国SBS放送の『統一教会信者拉致監禁事件-きよみ13年ぶりの帰郷』(2)〜(5)はこちらでどうぞ

2010年11月06日

宮村氏自身の言葉から、拉致監禁の実態をみる。

検察審査会議決通知書を読む(5)─抜け落ちている京王プラザホテルでの拉致監禁統一教会,統一協会,救出,検察審査会,相談,相談会,説明,説明会,脱会,説得,宮村峻,宮村
本連載「検察審査会議決通知書を読む」の三回目「鳥海氏の体験と酷似している後藤氏の京王プラザホテルでの拉致監禁」で鳥海氏の著書を紹介した。新宿京王プラザホテルでの後藤徹氏の監禁と鳥海氏の監禁がほぼ同じ内容であること、つまりその背後には宮村氏の指導があり、マニュアルがあると指摘した。もう少し鳥海氏の著書の内容から、宮村氏が間違いなく監禁を指導し、かつ自身も加わったことを、宮村氏本人の言葉から指摘しておく。
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鳥海氏が監禁場所を京王プラザホテルから変えさせられた「シャンボール荻窪」マンション
「お前はもうここから出られない。ここから出るためには、落ちる(統一教会によって明かされる、神様と理念に対する信仰を捨て、教会を辞めること)しかない」(同書21ページから22ページ)
以外にも、以下のようなくだりがある。
「お前が本当にここから出るためには、一生懸命、統一教会の正しさを訴えて、ここにいる人たちや、親せきや両親を伝道しろ。一人でも伝道したら出してやる。それ以外には、偽装脱会しか出られる道はないよな。いいか、おれはそのへんのヘッポコ牧師とは違うぞ。覚悟しておけよ」(同書22ページ)
(「ブログ管理人注:こんなところに閉じ込めるなんて人権侵害、憲法違反ですよ」との鳥海氏の非難に対し)「おまえたちは、いつもは天の法律が地上の法律に優先するんだと言って、地上の法律なんか破ってもいいと言っているくせに、こんなときに限って人権侵害だなんて言うのはチャンチャラおかしい」(同書22ページ)
(ブログ管理人注:鳥海氏が暴力をふるってでも脱出してもいいかと言い出した時、宮村が隣室から現れて)「おー、おまえ、ここにあるもの、いろいろ壊すというのか。おもしれえじゃねえか。やってみろ。いくら壊したって、父ちゃんに弁償してもらったらいいんだからな。ただし、壊すのなら、おれのいる前で壊せ。それにおまえの立場はどんどん悪くなるぞ。」(ブログ管理人注:つまり監禁が長引くということ)宮村は完全にやくざ口調で迫ってくる。どすを利かせた話し方に圧倒されそうだった。「おまえはまだここから逃げることを考えているようだな。でもおまえ、それは何の意味もないぞ」(同書28ページから29ページ)
私が実家に帰ったときに持っていたカバンを宮村が返してくれた。彼は私にカバンを渡しながら、「お前の荷物は全部、基本的にはお前に返す。ただし、パスポートだけは、おれが預かっておくからな。これで万一、おまえがこの場から逃げたとしても、外国には行けないわけだ。韓国に逃げることもできなくなったわけだよ。おれたちがずっと運動してきたのが実って、今では親がうんと言わなければ、外務省もパスポートを渡さなくなっているからな。」(ブログ管理人注:つまり逃げても外国には逃げられないから、ここから逃げ出しても無駄だよという意味。国内なら捜索願を警察に出せば捜し出して連れ戻す)
少々長くなったが、以上の引用から見ても、拉致監禁を宮村氏が指導していたことがはっきりする。しかも宮村氏自身の言葉を通して。にもかかわらず、拉致監禁は親から頼まれたと主張するのである。この親から頼まれたという言葉が完璧にウソであることは、10月23日付の本ブログ記事「脱会カウンセラーに絶対的にゆだねよ??」で指摘した。すなわち
ここまでくれば、もうあとやるべきことはただ一つ、信頼できるカウンセラーを探し、見つけ出したら迷わず彼を信頼することだという。つまりカウンセラーの指導にすべてをゆだねよということだ。
という部分だ。

これらを総合すると、「逮捕、監禁について、被疑者松永および同宮村が関与したとする証拠はない」という検察審査会議決通知書の文章には疑問符をいくつも付けざるを得ない。

以上は、新宿京王プラザホテルで同じ手口により拉致監禁された鳥海氏の著書からの引用により、宮村氏は親に頼まれたというよりもむしろ自身が親や親族を指導し、自らも拉致監禁に加わったということを、宮村氏自身の言葉により論証したものである。
posted by 原田和彦 at 17:04| Comment(3) | TrackBack(0) | 検察審査会議決通知書を読む | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
<これらを総合すると、「逮捕、監禁について、被疑者松永および同宮村が関与したとする証拠はない」という検察審査会議決通知書の文章には疑問符をいくつも付けざるを得ない>

このブログは実に説得力がありますね。お見事です。
よくぞ、宮村氏の言質を記録しておられたなあ、と心から感心します。
また、この宮村語録はきっとこれらか、すごく意味を持ってくると思います。
決して、思い出したくない過去。それと向き合って、コツコツと真実を積み上げて行かれていることに、敬意を表します。
是非是非、屈することなく頑張ってください。応援しています。
Posted by みんな at 2010年11月08日 17:59
ありがとうございます。ただ、TY氏が名前を明かすことを承諾してくだされば、また書名を公表できれば、もっと説得力が増してくると思います。今、TY氏に連絡を取っているところです。ご本人の意向が最優先ですから。もっとも、書名だけでも公表できれば、著者名は皆さんで調べることは可能ですが。
Posted by 原田和彦 at 2010年11月08日 20:41
鳥海氏が、著者名と著書名の明示を許可してくださったので、これまでの記事の中のTY氏を鳥海氏に差し替えると同時に、みんなさんの以前の中にあったものを、鳥海氏に戻させていただきました。またこれまでの、この氏名差し替えに関する私のコメントは、削除いたしました。
Posted by 原田和彦 at 2010年11月09日 23:06
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