韓国SBS放送の『統一教会信者拉致監禁事件-きよみ13年ぶりの帰郷』(1)
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2010年10月19日

はじめに─事実は小説より奇なり

検察審査会議決通知書を読む(1)─実態を知らない方々の議論統一教会,統一協会,救出,検察審査会,相談,相談会,説明,説明会,脱会,説得,宮村峻,宮村
検察審査会の議決通知書を読んでみて、痛切に感じることがある。それは、経験したものでなければ分からないこともあるということだ。拉致監禁被害を受けたものにしか分からない真実の世界がある。そう。真実の裏社会があるのだ。国会議員でさえも、ひた隠しにせざるをない真実の裏社会が。
検察審査会議決文
(クリックすると拡大します)
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話題は違うが、似たようなことを感じたことがある。筆者が建設業界紙の記者であったころ、宇都宮に赴任したときのことだ。ちょうど道路行政が転換点に差し掛かったころで、中央の審議会では、全国の道路はほぼ100%舗装が完了した、今後は道路関係の予算は削減する、との議論が起きていた。

これに対して地方から反対の声が上がった。建設族の族議員の声も反映しているかもしれない点は差し引いて考えなければならないが、統計データ上で100%という数字が挙がったとしても、地方で生活しているものにとっては、まだまだ舗装してほしいところがある、ということのようだった。あるいは、舗装はされているけれども、小さな道路でひび割れていたり、改装が必要なところもまだまだある、そんな意見もあったように思う。

要するに、地方に住んでいないものが、生活実感のない、ただのデータ上の数字から予算をつけるとか削除するとは、とんでもないことだという感覚が、地方の議員、地方の主張の間には根強くあるようである。建設業界紙記者であった当時の私が、道路予算を削減するという中央の審議会の議論に対して感じたと同じような感覚を、今回の後藤徹氏の申し立てに対する検察審査会の議決通知書に対して感じる人は、拉致監禁被害者の方たちの中には多いのではないかと思う。

後藤徹氏ほか、拉致監禁の被害に遭った人たちの体験は、聞いたこともない、経験したこともない人たちにとっては、この法治国家で、そんなことがありえようかというような、信じがたい話である。それだけに、宮村氏ら拉致監禁請負人をはじめとした、拉致監禁に携わり、真実を隠す人たちのごまかしは、一般には信じられやすいものとなろう。だが、「事実は小説より奇なり」という言葉を地で行くような拉致監禁被害者の事実を、議決文のプロットを追いながら紹介していく。
posted by 原田和彦 at 07:55| Comment(8) | TrackBack(0) | 検察審査会議決通知書を読む | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
検察審査会の議決文、きちんとアップしてくださって、ありがとうございます。
読むと、本当に腹が立ってきますね。
見てはいけない、腐った部分を見てしまったような、この国に対する失望感を禁じ得ません。
でも、龍馬伝のいろは丸事件で万国公法によって紀州藩が負けたように、この議決文は世界には通用しない、と確信します。
ブログ活動のますますの発展を期待しています。
Posted by みんな at 2010年10月19日 18:03
みんなさん

投稿ありがとうございます。非公開で素人が審議するものだから、むちゃくちゃです。議決文のプロットに従って、きちんとした情報を伝えて行きたいと思います。この議決文を宮村氏辺りが喜ぶのならまだ分かりますが、ジャーナリストとして有名な、しかも良識の府参院に席を得た有田氏までが得意満面に掲載する…日本の良識はどうなっているのでしょう。
Posted by 原田和彦 at 2010年10月19日 18:45
この検察審査会は申立事実の真偽を追求して、疑わしくは申立を却下する、という役どころなのでしょうか。
もし、申立人と被疑者双方の主張を公平に取り上げて、どちらの主張が正しいかを審議する、という話なら、この議決文ほど、おかしな内容はないですね。

申立人はしぶしぶながら監禁場所となるマンションに靴を履いて行った、と結論付けているが、そんなはずはないだろう。もし、そうなら、勤めていた会社に「明日から休みます」と電話の一本でも入れているはずだ。

大手企業に勤めるサラリーマンが親子の話し合いのために、会社を無断欠勤するなんて、まず考えられない。無断欠勤が人間関係や給与・待遇面にマイナスとなることは明かで、もし、自分の意思で親子の話し合いを望んだとすれば、まず会社に電話を入れたに違いない。

だから、靴を履いたかどうかより、当時勤めていた会社の関係者に確認すれば、その辺のことはすぐに分かるだろう。無断欠勤だったか、ちゃんと理由を説明して会社を休んだのか。給与面に関わることなので、書類に残っているかもしれない。

靴を履いたかどうか、そんなところで拉致監禁の是非を決めようとしているのは、いかにも苦しい(見苦しい)ですね。素人目にも、審査会が被疑者サイドに誘導されたこと、却下ありきで審議したことが見て取れます。

Posted by みんな at 2010年10月20日 15:36
逮捕監禁罪が適用されるかどうか、ということで、靴を履く意思もなく、移動する意思もなく、無理やり引きずられていったのなら逮捕監禁ということになる、ということなのでしょう。しかし、審査会メンバーが自分の身になって考えたならば、1時間も2時間も説得されて、しぶしぶ他の場所に移動するということ自体、移動したくないという自分の意思が認められていないということが分かるでしょう。まずそこからして、自分の意思で行ったということはあり得ないですね。

また拉致監禁では、たいていの場合当人は欠席届は出さず、当人の知らないうちに、被疑者側が会社に出します。これもおかしいですね。

本人は会社に行きたいという意思があるのに、無理やり説得されて別の場所に行く。そしてその場所は、中から開けられないように外から鎖が巻かれたり、窓にはベニヤ板が打ちつけてあったり、そんな場所であることは、当人には知らされていません。つまり、行きたくないのに無理やり説得されていった。行ってみたらそこは監禁部屋だった。会社に行かなければならないと思ったが、すでに親や兄弟が欠席届を出していた…。そして、後藤さんのように検察に訴えるという事態が起きたら、なかったことにする……いい歳した大人がやることと思えません。

Posted by 原田和彦 at 2010年10月20日 22:29
 PRでごめんさない。
 検察審査会の議決文に関して、私の疑問点を「なくす会」ブログに投稿しておきました。
 読んでいただけたら、幸いです。
http://rachi.info/article/166465165.html#comment
Posted by 米本 at 2010年10月23日 17:57
お知らせありがとうございます。今連載している「議決文を読む」の何回目かで取り上げるかもしれません。その時には参考にさせてください。
Posted by 原田和彦 at 2010年10月25日 01:52
逃げようとしなかった?

改めて、議決文を読ませていただきました。読めば読むほど、違和感が強まります。

<申立人は逃げようとすれば逃げられた、なのに、逃げようとした形跡はない、だから、監禁の事実は認められない―>

大の大人が12年間もの間、見ず知らずのマンションの一室に自らの意思で留まる、なんてことがあるだろうか。どうしてこんなストーリーが書けるのか。

<教義の本や語学の本も与えている、だから、棄教を強要しているとはいえない―>

12年間もの間、テレビも新聞も自由な勉強もさせず、限られた媒体しか与えない。こんな環境を強いる行為が許されていいのか。これぞ、監禁というのではないのか。

議決文の結論を出した人々の顔が見てみたい。一体、どんな神経をしているか。まともじゃない。
Posted by みんな at 2010年10月29日 15:19
ノート買うのに買ってもらえず3回目のハンガーストライキに入ったというところも、異常です。所持金をすべて巻き上げられていたということですね。それを異常だと認識しない検察審査会メンバー。頭の中はどうなっているのでしょう。
Posted by 原田和彦 at 2010年10月29日 15:59
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