韓国SBS放送の『統一教会信者拉致監禁事件-きよみ13年ぶりの帰郷』(1)
韓国SBS放送の『統一教会信者拉致監禁事件-きよみ13年ぶりの帰郷』(2)〜(5)はこちらでどうぞ

2010年10月05日

家族の生活を支えているように見えない会社

宮村氏の性格について─小出氏に聞くA統一教会,統一協会,救出,相談,相談会,説明,説明会,脱会,説得,宮村峻,宮村
駅に再び引き返し、今度は環八に出た。環八を南に下っていくと、オーケーストアという大きなスーパーがある。その隣のビルが、「西央マンション」といって、宮村グループの本拠地が置かれていた建物である。かつてYAMAさんが監禁されていたときに、西央マンションの宮村グループの本部で、私の元婚約者である大塚和江さんに会ったという、そのマンションである。
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西央マンション
環八をさらに南に下って、荻窪二丁目の交差点で、わたって右に行くと荻窪栄光教会に向かうが、その前にいったん左に入って、しばらく進む。と、そこに「荻窪地域区民センター」がある。ここは一時宮村氏が水茎会を開催していた場所である。ツアー一行は中に入り、案内のパンフレットを持ってこのセンターをあとにした。宮村氏が場所を借りて水茎会を開いていた場所で、今度は被害者らが集会を開くのだ、と意欲をかき立たせていた。

さて道を引き返し、環八を渡ってまっすぐ行くと、南荻窪二丁目の交差点に差し掛かる。そこを右折し、まっすぐ行くと荻窪栄光教会の十字架が右の空に見える。路地を少し入っていくと、そこに教会堂があった。同行した小出氏は感無量であったのか、しばらく掲示板や教会堂の入り口で佇み、そこから離れようとしなかった。
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荻窪栄光教会

ちょうど午後の礼拝が終わった後のようで、何組かの家族連れが車に乗り込もうとしていた。そこには、拉致監禁のメッカであった栄光教会でなく、宮村氏と縁を切った後の、キリスト教の香りが香り立つ教会があった。これも、人々の生活の香りであった。

栄光教会を立ち去った後、今度は宮村の自宅に行った。宮村氏の自宅は、私も行ったことがなかった、後藤さんから教えていただいた住所をもとに訪ねた。環八に戻って、さらに南下をつづけて、川南の交差点で斜めに入っていく。しばらく行くと、右側に古ぼけた建物が立っている。

日曜日だったせいか、人っ子ひとりいない会社の建物。それにしても、人が使っている雰囲気を感じさせない建物だった。郵便受けには潟^ップとある。そう。あの宮村氏が経営している会社だ。一階は会社事務所であったが、長年人につかわれていないような雰囲気が漂っていた。二階は間貸ししているようだった。路地を入りこむと、宮村氏の自宅があった。

TAP1.jpg
宮村氏の会社潟^ップ(一階の自販機背後の
赤い庇の部分のみ。隣は議員事務所)
会社の建物の雰囲気とは裏腹に、立派な建物であった。あの会社の収益がもたらしたとは思えない立派な作り、人のいそうな佇まい。その会社の建物とのコントラストが、とても印象的だ。きっと会社の収入が宮村の家族の生活を支えていないのではないか、そういう疑問を感じさせた。

では会社経営以外の家族生活の支えとは何か。そう考えていくと、宮村氏が拉致監禁被害者の家族から一銭ももらっていないと言い張るのは、やはり真っ赤なウソではないのかと感じざるを得ない。家一軒建つほどの寄付をもらっているのだろうか。

街を歩いてみて、一同が一様に感じたのは、こんな狭い地域に拉致監禁がらみの建物が集まっているということ。宮村氏は、やはり地場の小さな会社の社長だったのだ。そして、家族を養うために、拉致監禁というやってはならないことに、手をつけざるを得なかったのかもしれない。
この記事へのコメント
「拉致監禁のメッカであった栄光教会でなく、宮村氏と縁を切った後の、キリスト教の香りが香り立つ教会があった」とありますが、栄光教会は以前、そこを監禁場所として使っていて、そこに通う信者らに対して反統一教会の教育をしていた、ということでしょうか。
また、現在の栄光教会はそのような教会ではなくなった、ということでしょうか。
もし、そうなら、どういう理由で「監禁教会」から「脱監禁教会」へと変わったのでしょうか。
もし、分かれば教えてください。
Posted by 伏龍 at 2010年10月05日 08:21
もともと、荻窪栄光教会はキリスト教の香り立つ教会で、信者がいて、礼拝や教会行事を大切にしていたわけです。しかし、そこに当時の森山諭牧師が宮村氏と組んで拉致監禁活動を始めた。栄光教会の信者にとっては、神聖なる教会施設に知らない人がかくまわれている。しかも、拉致監禁被害者にとっては脱出のための当然の行動であったとしても、脱出の騒ぎがあったりするわけですから、気持ちがよいはずがありません。

また森山師以外の人たちは、宮村氏の個人的性格ともウマが合わなかったのでしょうか。

主任牧師ががんばっている間は信者たちも我慢しているのでしょうが、森山師が故人となられてからは、栄光教会は宮村氏とは縁を切ったと聞いております。
Posted by 原田和彦 at 2010年10月05日 10:30
 ちょっと図式的すぎるかもしれない説明をしておきます。

 森山諭・宮村が2人3脚でやっていた。
 そこに、「全国原理運動被害者父母の会」の本間てる子さんが加わった。
 本間さんは宮村氏の悪い噂を聞き、宮村氏と対立するようになった。
 森山氏は宮村・本間を諫めた。
 その後、宮村氏は実質的に栄光教会から追放された。(前後して森山氏が逝去)

 ここで、栄光教会は保護説得と関係なくなるけど、別の教会から同教会の信徒になった神保タミ子氏が、脱会活動に参画するようになる。それに主任牧師の中村氏が関わるようになった。

 神保氏は「全国統一協会被害者家族の会」を組織する。その会に相談する信者家族を、監禁説得が得意な牧師を紹介するようになる。

 今年に入って脱会した女性信者の説得に関わっていたのは、荻窪栄光教会のメンバー(名前は特定できず)。

参考文献は、本間・神保の書籍。
Posted by 米本 at 2010年10月05日 16:51
米本様

コメントありがとうございました。すごく分かりやすかったです。荻窪栄光教会は宮村とは縁を切ったけれども、新手の信者活動家が牧師と組んで脱会活動を続けているということですね。
Posted by 原田和彦 at 2010年10月06日 10:33
原田さんへ

宮村氏の会社の概観を撮影されていたのなら、それもブログでアップしたほうがわかりやすくていいと思います。

会社の写真を載せても、何も問題はありませんから。

私が2年前に会社を探し出したとき、会社の前で、ここに元信者(最盛期7人)も働いていたのかと感慨深いものがありましたので。
Posted by 米本 at 2010年10月06日 14:53
米本様

アドバイスありがとうございます。宮村氏の会社潟^ップの社屋を掲載しておきました。
Posted by 原田和彦 at 2010年10月06日 16:52
原田さんへ

写真掲載ありがとうございました。

ただ、写真説明で、自動販売機横の赤枠のところ、それ以外は別の会社、一階の隣は議員選挙事務所といったような説明をしないとわかりにくいと思います。大きな会社のように思えてしまいます。
Posted by 米本 at 2010年10月07日 08:12
米本様

ご連絡ありがとうございます。ご指摘に従い、写真説明を加えておきました。。
Posted by 原田和彦 at 2010年10月07日 09:38
他のブログで読んだのですが、この度の韓国SBSの番組で、番組スタッフが宮村氏にインタビューを申し込んだ際、宮村氏は最初はOKし、いざ取材だという段階で取材を拒否したそうです。
会社もひっそりしていますが(写真掲載ありがとうございます)、やはり、宮村氏はやましいことをしている感じがしますね。
やましいことがないなら、堂々と出てきたらいいのに。
Posted by 伏龍 at 2010年10月07日 17:50
 伏龍さんの指摘に同意です。

 あの番組の中で。電話でのやりとりは、まさに宮村峻氏でした。ちょっとダミ声すぎますが、もう70に近い爺さんですから。

 とても面白い番組でした。
 なお、韓国語ですか、映像のサイトは、私の火の粉ブログに書いてあります。

Posted by 米本 at 2010年10月07日 19:58
私も見ました。
そして聞きました。宮村氏の濁声を・・・。隠し撮りがどうとかいってましたね。けっこう気の小さい男です。電話を録音されていた事には気づいてなかったのかしら・・・。まあ、ご自分も西央マンションの電話機に録音機材を装備してましたけどね。

 それにひきかえ清水牧師は堂々と、モザイクもなしで・・・。
カメラ回っているところで、放送しないでくださいっていうのには、笑ってしまいました。SBSさんナイスです。

 宮村氏の活動場所はもっぱら水面下ってことですね。

 私の監禁場所には、真昼間から当時タップの社員だった人たちも来てましたが、脱会説得もタップのお仕事の一環だったのかしら・・・。
 
 いつ仕事しているのか分からない会社ですね。 



Posted by YAMA at 2010年10月07日 20:41
SBSの番組を、私も見ました。拉致監禁された経験から、再度の拉致監禁の恐怖でふるさとえへ日本へ帰れないその現況を作り、お金を受け取りビジネスにしている会社。営業品目 @広告業 A電気工事請負 他に、B統一教会信者脱会説得請負 も営業品目に加えたらよろしいかと...
Posted by 小川 at 2010年10月08日 05:27
「電話でのやりとりは、まさに宮村峻氏でした」
そうだったんですかぁ。
早口で、用心深く、疑り深く。「どこで私の番号を知りましたか」みたいなことまで聞いてきて…。
この人物が黒幕ですね。やっぱり。
ますます宮村氏を引っ張り出さなければ、この拉致監禁問題は終わらないな、って気がしますね。
Posted by 伏龍 at 2010年10月08日 14:51
日曜日にネイティブスピーカーの通訳付でビデオを見ます。楽しみです。
Posted by 原田和彦 at 2010年10月08日 17:57
今日、所属の教会でSBS放送の「ニュース追跡」の録画を上映しました。韓国人教会長の通訳でかなりのところ分かりましたが、通訳が早いのと、日本語部分で聞き取れなかったところもあり、正確とは言い切れない部分があります。まとめたものを参考までに紹介します。長文になります。

「帰省できない古里─きよみ13年ぶりの帰郷」

(ニュースは冒頭、後藤徹さんの12年5カ月の拉致監禁体験から入りました。)181センチ76キロの体重が解放時には36キロになっていた。(ジャーナリストの米本さん撮影の写真が次々紹介されました。)

ある女性は、故郷のことを思うと、足の下から硬くなっていく感じがします。殺人事件などに遭うとPTSDに罹患しますが、彼らの共通点は統一教会信者であるということです。

統一協会は1945年に出来ました。イエスを救世主と認めていますが、文鮮明師を再臨主としている点で、異端とされています。

統一教会は企業経営を行うなど、独特の経営スタイルを持っていることから、異端視されている。その中で拉致監禁問題が起きた。196カ国に100万名の会員がいるといわれている。

暑い夏、きよみを訪ねた。韓国に嫁いで15年。夫の母が語る。「最初は不便でした。しかし10年もいれば、韓国人と同じになります」。農村に嫁ぎました。
夫は社会福祉士2級の資格を持っている。地域のセンターに通っています。
きよみさんは日本から来て苦労が多いはず。「雨の日は人を招いて韓国式のチジミを作ってもてなします。薄く作った方がおいしくできます。」。親孝行賞ももらいました。

15年前に拉致監禁され、最初神奈川、その後群馬に監禁された。「実家に行けばまた監禁される恐怖はありました」。

ナオコは15年前に結婚後、日本に帰国しました。家族は「他の場所で話し合おうと言いました」「まさかそれが監禁場所だとは思っていませんでした。しかし、その場所に行ったとき、監禁場所であることが分かりました」。彼女は4か月後に脱出に成功しました。「韓国に来れたのは喜びです。しかし心に傷を残しました。2度とあんな体験はしたくない。」「昔は私の親は慈愛深かった。でも今は私の親はそうではない。」

番組はきよみさんが韓国に来た経緯を説明しました。1995年36万双祝福結婚式に参加しました。普通は考えられない光景です。驚くべきものが背後にありました。本人は会わないのに、写真で文鮮明総裁が決めるというのです。

次に文国進氏が登場し、「私は文鮮明師の実子であるが、文師は16歳の朝イエス様に出会い……」(説明の後半はよく分からない)。文国進氏はハーバード卒です。

祝福の根拠は、聖書にアダムとエバが善悪知るの木のみを取って食べ、これが罪の原因となったというところにあります。既成教会は実を取って食べたと解しますが、統一教会は性関係を結んだと解します。

統一教会では結婚式に参加してもすぐには結婚生活に入りません。はじめのうちは7年間は結婚生活に入りませんでした。それが3年となり、数10日となった。

次にジャーナリスト米本和広氏が登場し、拉致監禁問題にかかわるようになった経緯を説明した。「我らの不快な隣人」という本の、「不快な隣人」とは、合同結婚式など、いろいろ問題を起こす統一教会員のことである。「統一教会がどうあろうと、会員を拉致監禁するのはいけない」

番組はその後きよみさんが実家を訪ねた場面に移ります。まず宿泊場所で、韓国から持参した土産を見せました。父の健康を気遣って、韓国の健康食品を持参したと、バッグを開けて見せました。次に拉致監禁場所を特定するために、街を歩きました。きよみさんは日本にいたとき、横浜で看護師をしていました。13年前、川の横に拉致監禁されたマンションがありました。その記憶をもとに街を歩いていて、一つのマンションを指差した。あれに間違いないと。親戚が、「あげるものがあるから」とそのマンションに来るように言いました。マンションに行くと家族や親族がいました。拉致監禁だと悟りました。窓の外に、ノズルをとおして救援を求める文書を落としました。それで通報があったのか、警察が来ました。これで解決すると思いましたが、親族は親子で話し合いをしていると説明し、警察は帰ってしまいました。

番組の司会者はここで、このようなことが行われる背景には、専門の業者がいると指摘した。家族がどうしてこういうことをするのか。
ここで番組は電話取材のシーンに入る。この電話取材の相手がおそらく宮村氏であろう。「あなたがSBSの人だかどうかわからないから」ということで取材を断った。

つぎにきよみさんが実家に電話しました。「お父さん、きよです。しばらく連絡できなくて申し訳ありません」「しようがないよ」この親子の会話にナレーターは不審なものを感じた。「会いたいんだけど」「もういいよ」。
翌日、きよみさんは実家を訪ねました。お父さんの表情は硬く冷たいものでした。「せっかく忘れかかったのに」。せっかく訪ねてきたのに冷たい雰囲気でした。きよみさんはお父さんの健康を気遣い、韓国から持参した土産を渡しました。同行のカメラに向かってお父さんが語りました「その方(拉致監禁請負人)が仲介に入りました。」「謝礼はどれくらい?10万とか20万とか?」「そんなものじゃないよ」「100万くらい?」「…………」

ここで清水牧師が登場します。「お金はもらったのか?」「お金はかからない」
一人のアトピーが出ている女性の写真を見せた途端、「放送はしないで」

もう一人男性が登場し、3回も娘を拉致監禁したことを告げました。「領収証が一切ない。ただ車の中で渡したから。」この男性は拉致監禁で退職金がすべてなくなったことを明らかにしました。

その後、後藤さんの話、江利川さんの話、婚姻無効訴訟の話などが出ていましたが、ネイティブスピーカーの日本語訳の聞き取り、書き取りに疲れて、書けたのはここまでです。
Posted by 原田和彦 at 2010年10月10日 22:05
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